こんにちは!『えでゅあ』です。
前回からの続きです。一向に何がいやになってしまい、不登校になっているのか全く分からない息子に対して、自問自答を繰り返す毎日を送っています。前回の記事はこちらです。
3月になりました。気づけば4日、もう3日間が過ぎています。息子の様子は大きな変化はありません。基本的には以下の状態です。
・朝起きるのは8時頃(本来の登校時間は7時20分)
・先生に指定された授業(6年生最後の●●、●●式)には出席
・午前中の授業は基本的には行かない
通常どおりに登校することはもちろん授業を1限目から受けることは難しい状態にあります。ただ、最近分かったことが少しだけあります。
・みんなと給食が食べたくない
・掃除の時間がいや
特に「掃除の時間がいや」というキーワードは私は新たに聞きました。(妻に聞くと以前も同様のことを言ったことがあったらしいです^^;)
指定された日以外にも何日間かは先生と決めた日に出席していたのですが、基本的には全て午後の授業でした。私は単純に朝起きるのが辛いため切りの良い午後を選んでいるものだと思い込んでいました。しかし、実際には給食や掃除といったイベントを避けたかったことがわかりました。
私なりに様々な書籍など心理学や自己啓発本を時間を作り、目に留ったものを手に取り読んでいます。その中で息子がどういう心理状態にいるのか。ここをもっと理解してあげることが重要だと改めて感じています。
アドラー心理学などを学ぶと「自己受容」、「自己肯定感」といった言葉が出てきます。
自己受容とは、いまの自分を受け入れること。これは「良いところ」、「悪いところ」、「普通なところ」、「できること」、「できないこと」など挙げればいくらでも出てきますが、『ありのまま』の自分を認めるということです。
自己肯定感とは、自己受容から一歩前に踏み出せることです。つまり、こんな私でも、やっていいんだと前を向けるようになることを示しています。
宿題などを先生に与えられると、黙々とやってはいるようですが、基本1年〜6年の夏休みまでは全く心配する必要がない状態、いま思えば「ほったらかし」にしていました。不登校になってからもしばらくは宿題をやっている姿を見せてくれていませんでしたが、最近は私たちがいる時間に宿題をすることがあります。また、妻に対しては「これがわからない」と聞くようになってきました。(私に教えてとは言いませんが・・・)
そして、私たちに「●●の科目は全然できない」とハッキリ言うようになりました。ある意味「自己受容」ができてきたのだと思います。
私の勝手な推測になってしまいますが、当初は以下のループにハマっていたように思います。
学校を休む⇒勉強が遅れる⇒わからないことが増える⇒自己否定が生まれる
⇒学校を休む⇒ ・・・
聞いているか分かりませんが、私も日々「ありのまま」でいいんだということ、つまり自己受容を促すことを人生の目標として行動しています。家でもそのことは独り言のように言っています。何年も一緒にいると、このことだけは分かっています。
・直接言うと受け入れられない
・意固地になると全てを聞き入れなくなる
⇒天邪鬼な性格
そのため、弟や妹へ伝えるフリをしながら、本人にも伝えるように心がけています。また、自己肯定感を得れるコンテンツをムダにBGMのように流すこともしています。正直度を超えると「ウザい」と思われていそうですが、ここはこちらも諦めずに徹底しています。
私の行動が全て息子の状態に直結しているとは思いませんし、時間が経過したこと、小学校生活も終わりが見えたこと、そういったことも要因にあるのかもしれません。終わりが見えると人間は自然とやる気がでてしまう性質もあります。(これで終わるぞーと思うと、やる気ってなぜか出たりしますよね^^;)
再来週には、『卒業式』という最後の大きなイベントが待っています。どうなるかわかりませんが、日々を見守り手を差し伸べればと思っています。
今日の息子への一言
「今週は6年生を送る会といって、在校生が6年生のために準備をしてくれているよ!オレなんか関係ないと言わず、好意は素直に受け入れてもいいと思うよ。嬉しいときは嬉しいって言えれるようになろう」
家族のことで悩まれている方、同じように不登校で悩まれている方に少しでも共感やお役に立てると幸いです。
それでは。。。続きはまた!
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次回も気が向くままに
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