えでゅあ🎨の日常備忘録

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【教育】息子が不登校になりました(その4)

こんにちは!えでゅあです。

 

 前回からの続きです。一向に何がいやになってしまい、不登校になっているのか全く分からない息子に対して、自問自答を繰り返す毎日を送っています。その中で今回は休むきっかけになったかもしれない、小学生が大好きなアレをテーマに考察してみたいと思います。前回の記事はこちらです。

 

 

 大人になってからも子供に対して「いいなぁ」と思ってしまう、もっと小学生の頃にたくさん遊んでおけばよかった・・・そう実感させてくれる小学生という人生の中で「6回」だけ訪れるもの。

 

 夏休み

 

 そう、夏休みについて冷静に考えるとわずか6回だったんですね。大人になってから記憶の中ではあんな自由な時間、もう二度と来ないと何度も思い、タイムリープ(過去と行き来)できるなら、夏休みの宿題が仮にできなくても全力で遊んで、満喫する!そんな風に思ったことが一度でもある人は、わたしを含め少なくないのではないでしょうか。実際にわたしの子供たちもその貴重な6回を体験させてもらっています。

 

 では、なぜあんなに夏休みを「最高」の時間と感じるのでしょうか。そこについて考えたとき、結論からいうとやはり日本の労働体制のしくみ、そして日本人特有の「勤勉」な性格から来るものだと感じています。(日本人全員が勤勉であるという意味ではなく、世界全体から見たときに割合が高いというものです。)

 

 海外へ行ったことがある人や、現在海外移住している人は感じたのではないでしょうか。少なからずわたしも海外旅行へいったとき飲食店のサービスや接客、出てくる料理の味など「貴重な体験」というスパイスが入っていたため、その時はほんとに楽しい思い出になっていますが、日本から持参したという方が譲ってくださった「カップラーメン」を食べた瞬間に涙が出たのを覚えています。そうなんです、普段はインスタントなんてたまに食べるのはいいけど、毎日食べると健康には長期的に良くないと分かっているカップラーメンでも相当クオリティが高いという事実があったのです。日本人はそれぐらい真面目に勤勉な人たちが多いということを感じたひとつの出来事でした。

 

 そして、わたしも例外なくどちらかというと、仕事で任されたことは「必ず」やり遂げないと「周りへ迷惑」がかかってしまうと自分を追い込んでいくタイプの性格です。また、雇用される身分である以上、労働時間はきっちり定められそれ以外が自由時間となっています。そんなわたしが『無意識』に夏休みを迎えた子供たちにいつも伝えていたこのセリフ、たぶん同じように言ったことがある方も多いのではないでしょうか。

 

 しっかり遊ばないと、大人になってからはこんなに遊べないよ

 

 この「言葉」の力を客観的に考えたとき、子供にとってどういう心理を与えてしまうのか。冷静に考えてみてください。子供の立場からすると未来への希望がなくなってしまう一言だったんですね。これを聞いて「早く大人になりたいなっ!」という子供が減ることはあっても増えることは期待できないと思います。このセリフを毎年聞かされた長男も6回目「小学生最後の夏休み」を迎えたことになります。

 

 息子に対して、遊べる最高の期間がこれで最後と感じさせてしまっていたのかと思うと、なんてことを無意識とはいえやってしまっていたのでしょうか。。ただ、最初は不登校になったときこのように思っていました。

 

 夏休みが「長すぎた」から生活のリズムが崩れてしまった

 

 実際に起きる時間や寝る時間その点だけに注目しても、わたしとしては日々厳しく言いすぎている自負があったため、少しは寛容にしなければならないと少し自由にさせていました。きっと子供へ「早く寝なさい」と言っても大概このように言われることが想像できました。「明日も休みだからいいじゃん」そう言われると思うと、わたし自身が夏休みを羨ましがっていた時点で許してしまったのは仕方なかったのかなと思います。

 

 そんな日々を1か月以上、約2か月間続けた結果、完全に不規則になってしまった生活を夏休みが終わる1週間前くらいからまたまたありがちなセリフを言ってしまっていました。

 

 夏休みももう終わりなんだから、そろそろ学校へ行けるようにしないと困るよ

 

 言葉として、子供の始業を思うと何も間違えてはいないと思います。ただ、この『終わり』という言葉、小学6年生の息子にとっては6回目「最後」の夏休み。極めつけに、大人になったらこんなに休めないよという親からの刷り込み。日々慌ただしく余裕のない生活をする大人を見ている息子からすれば、

 

 絶望

 

こんな、感情を与えてしまったのではないでしょうか。大人になると慌ただしく働かないといけない、こんな風に理解してしまっているからこそ、終わってほしくない夏休み。どうせ嫌でも訪れる未来が来るのであれば、いま許される時をひたすらに楽しむ。そんな心理になっているように思います。

 

 不登校になる子供たちにはそれぞれ異なる理由や思いがきっとあって、一概にこれが解消されれば、解決できます!というものではないことは分かっています。わたしの息子の状況からいうと、友達と会うのが嫌、クラスの中で辛い思いをしている。そんな様子は全くなく、土日は通常どおり友達と遊んで過ごしています。このまま休んでいても卒業できることを理解してしまっている息子が約5か月後に中学生になったとき、どう考えるのか、そのタイミングで気持ちが切り替えれるのであれば、無理に登校させようとすることが正しい判断なのかと悩んでいます。わたしとしては中学生になっても不登校が続いてしまうことを最も恐れています。

 

 不登校=社会に出たとき困るのではないか

 

だからこそ、この漠然とした不安を解決できれば「親」としては安心なのだと思いますが、果たして息子の将来にとって正しい判断になるのか、ならないのか。まだまだ自問自答する日々は続きそうです。。。

 

 

それでは。。。続きはまた!

 

 この記事に対して何でも良いので、コメントいただけると嬉しいです。

次回も気が向くままに

 

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