こんにちは!『えでゅあ』です。
前回からの続きです。一向に何がいやになってしまい、不登校になっているのか全く分からない息子に対して、自問自答を繰り返す毎日を送っています。前回の記事はこちらです。
先日はテストに参加した息子でしたが、結果は「できなかったわー」と。素直に隠すこともなく教えてくれました。いままで学校で「いい子」を演じすぎていたことを思うと、できないことを見せるのは本当は嫌だったと思います。
ただ、いまの状況として彼には「自己否定にならないように自分を認める」という自己肯定感が育まれるための状態になってほしいと思っています。どうしても人は子供だけではなく大人でも、人に失敗を見られたり、うまくできるはずのことができなかったりすると、羞恥心や更には自己否定になってしまうことがあると思います。
「自分なんてダメなんだ。」
そんな風に思ってしまう人がいると私はとても悲しく感じます。なんで、ありのままの自分を認めてあげないのかと。全てができる人は実際には居ませんよね。これだけ世の中が多様になっているいま、「全て」をこなせる人なんてまず有りえません。実際何百年、何千年前にもいなかったはずです。
朝毎日飲んでいるコーヒー、これを豆から作れと言われたとしたら、きっと私はコーヒーをもう飲むことができないと思います。また、お米や野菜これらを自給自足で全て一からやり遂げれる人は一部の特異な人だと思います。
多くの人、ほぼ全ての人がお互いに頼り、支え合っている。そのことを意識できるかできないかだと思います。そう考えれば、テストができないからダメとか。学校に行っていないからダメ。そんなことは決してないということを、息子には分かってほしいと思っています。
できないこともある。でもできることもある。じゃあできることで社会やみんなへ貢献しよう。
人はもっとシンプルに生きていいのではないでしょうか。
現代は貧富の差が目に見えてしまうこと。有り得ないほど多くの情報が飛び込んでくること。こんな状況では、人と比べてしまうのも仕方がありません。また、苦手を克服するように義務教育で洗脳のように何年も過ごしてきています。
そんな教育方針には息子が不登校になったことで一層疑問を感じています。やりたい授業だけやったらダメなの??学ぶことはムダじゃないけど、やりたくないことを覚えるほど苦痛なことはないよ??
大人は避けられますが、子供はこの義務教育から逃げられません。だからこそ、学校以外の時間では自由にやりたいことをやらせてあげたい。日々そう思っています。
あと1ヶ月で卒業式、期待と不安が交差する毎日。今後もどうなるか分かりませんが、見守っていただけると幸いです。
今日の息子への一言
「苦手を克服するより、得意を伸ばせ。苦手なことでどうしてもやらないといけないときは、最低限できればいい!でも運動は適度にやろう!」
家族のことで悩まれている方、同じように不登校で悩まれている方に少しでも共感やお役に立てると幸いです。
それでは。。。続きはまた!
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次回も気が向くままに
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