不登校 - えでゅあ🎨の日常備忘録

こんにちは！『えでゅあ』です。

　２０２３年、小学６年生の夏休み後から突如学校へ行くことができなくなり、不登校に息子がなってしまいました。そんな息子を理解し、一緒に解決策を探すために日々奮闘しています。この記事は自問自答を繰り返す毎日を私なりに形として残し、同じような悩みを持っている方と共有したいと思い執筆しています。前回の記事はこちらです。

edua.hatenablog.com

　前回の記事からの近況や新たに行動したことをお伝えしたいと思います。

息子と向き合う日々の中で – 少しずつ見えた変化
今日の息子への一言
少しだけ番外
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息子と向き合う日々の中で – 少しずつ見えた変化

　不登校の息子との日々は、親として常に試行錯誤の連続です。「何が正解か？」と迷いながらも、小さな変化や成長を一緒に喜び合える瞬間が少しずつ増えてきました。今回は、その日々の中での気づきや、実践している対応についてお話ししたいと思います。

自嘲する息子への向き合い方

　最近、息子が「ニート」や「自宅警備」と、自分を自嘲気味に表現するようになりました。この言葉にどんな意味を込めているのか、彼の心の内を探りたい気持ちもありますが、今はそれ以上に「自分の人生を生きてほしい」と伝えることにしています。

•ポイント

　•相手の言葉を否定せず、心情を理解しようとする姿勢を大切にする

　•「自分の人生を生きること」が何よりも大切というメッセージを繰り返し伝える

実践している声かけの一例

　息子が冗談交じりに自嘲する発言をした時、こんなふうに伝えるようにしています。

　「学校に行かなくても、自宅で過ごしていても、これは自分自身の人生なんだよ。だから、どう過ごしたいかを自分で決めていってほしい。」

　この声かけで彼の反応がすぐに変わるわけではありませんが、彼が少しずつでも「自分の意志」で動くきっかけになることを願っています。

弟からの応援が生んだ変化

　家族内での励ましが、息子にとって大きな力になる瞬間もあります。先日、弟の陸上競技会があり、帰りに車の中で「兄ちゃんにそろそろ勝てるんじゃない？」と伝えると、「たぶん負ける」というので、「なんでそう思うの？」と聞いてみました。すると、「本気を出したら速いから」という弟。そのことを息子と二人になった時に弟が「兄ちゃんはまだ足が速い！」と信じていると伝えると、何を感じてくれたのか普段よりも息子がその期待に応えるように、少しだけ運動をしてみせてくれました。

•気づき

　•小さな応援が、本人の中での前向きな変化を引き出すこともある

　•兄弟の純粋な信頼や期待は、息子にとっても意外と大きな力になっている

　兄弟同士の無邪気な一言が、こんなにも大きな変化を生むことがあるのだと感じました。親としては、「息子に伝わる励まし」とは何か、日々模索していますが、家族の自然な言葉が何よりのサポートになるのだと改めて実感しています。

夕方の登校とリラックスできた会話

　数日前、息子が夕方に登校できた日がありました。「学校に行ってみない？」と声をかけたところ、意外にもすんなりと「いいよ」と答えてくれたんです。この登校は、彼にとっても特別な一歩になったように思います。

　車の中でゲームの話をたくさんしてくれたのが、私には何よりの喜びでした。以前のように自然体で話ができる時間が持てたことで、彼にとっても新たな一歩だったのではないかと思います。

•実践的なヒント

　•リラックスできる夕方の時間帯に登校の声かけをする

　•帰りには好きな場所に寄るなど「ご褒美」を意識してみる

　登校の帰り道では、彼が楽しみにしていた雑誌を探しにデパートに立ち寄り、その後曽祖母の家にも一緒に行くことができました。学校と無理のない形で関われるよう、こんな機会を少しずつ増やしていきたいです。（久々に会えた曽祖母は孫の私が来たことよりも喜んでました。少し複雑な心境です😁）

家族での会話と愛犬との散歩がもたらす笑顔

　ある夜、たこ焼きを囲みながらのアニメキャラクタークイズでは、息子が一番大笑いしてくれました。彼の中で笑顔が生まれる瞬間が増えると、家族としても何よりの喜びです。また、愛犬との散歩中に見せてくれる優しい表情も、リラックスした時間の中で生まれた大切な姿だと感じます。

•大切にしたい時間

　•家族で過ごす団らんの時間を作る

　•リラックスできる愛犬との散歩がもたらす癒し

　こうした日常の中での小さな笑顔や温かな瞬間が、息子にとっても大切な「今」の支えになってくれることを願っています。

日々の小さな変化を大切に、これからも共に歩みたい

　私にとって何が正しいのか、いつもわからないままですが、息子が少しずつでも自分のペースで「自分の人生」を歩んでいると感じられるよう、見守っていきたいと思います。

今日の息子への一言

　「なかなか前進感が得られず私の方が焦ってしまう場面も多々あるけれど、確実にあなたは成長している。そのことを信じてるし、自身でも信じてあげてほしい。人生まだまだ長い。焦らず一緒に楽しもう。」

　家族のことで悩まれている方、同じように不登校で悩まれている方に少しでもお役に立てると幸いです。皆さんは、同じような場面でどんな工夫をされていますか？ もし経験や気づきがあれば、ぜひコメントで教えていただけると嬉しいです。そして、同じ境遇で悩んでいる皆さんと一緒に一歩ずつ前に進んでいきたいと思っています。いつか素晴らしい経験として振り返られる日が来ることを信じて。