こんにちは!『えでゅあ』です。
「公務員」の資産運用上の注意点や会社員とは何が違うのか?そんな疑問に応えるために、今回はこの本を参考にしてポイントについてまとめてみました!
・近年の公務員の特徴について
ひと昔前は会社員と違い、公務員は景気の影響を受けないとかボーナスなど支給されないことがないなど不景気の時にその優位性を感じる職業でした。
しかし、現在では年金制度も厚生年金に統一され、退職金も5年で500万単位で減額されるなど、わたしたちが退職する20年以上先は更に減っていることが見込まれるでしょう。
・実際に資産運用で何をすればいいのか
まず、「資産運用」とは株式投資などをイメージされる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、わたしたちに最も身近な資産運用として、市中銀行やネットバンクへの「預金」これも資産運用と呼ばれます。皆さんも社会人であれば、預金以外では銀行マンに勧められた定期預金や学資保険などされている方もいると思いますし、実際にわたしも学資保険は続けています。これらも「資産運用」のひとつだったんです。
では、公務員の方はどういった資産運用が良いか、著書では以下の運用をおすすめしています。
はじめに、1~3は株式投資といっても良いかもしれませんが、「iDeCo」も「積立NISA」も国や金融庁が進める経済(お金)を動かすための制度であり、わたしたちの投資に対する「怖い」という感情を少しでも取り除き、株式投資で得た利益部分には通常20%程度の税金がかかりますが、定められた期間は非課税になるなど取り組みやすくするために考えられた制度です。実際にわたしもこの春から思い切ってどちらもスタートしました!(細かな制度に内容についてはここでは省略させていただきます。)
つぎに、「株式投資」は余剰資金(日々の生活に半減しても支障のないお金)で行うことが前提になり、その点では先ほど紹介した「iDeCo」や「積立NISA」と変わりません。また、優先順位でいえば2つをまず満額で運用し、まだ余剰資金があれば、程度で良いかもしれません。しかし、株式投資を行うことは公務員として経済への理解を深めるための入口の一つとしておすすめされています。わたしも応援したい企業を今後見つけ、経済に貢献してみたいと考えています^^また、個別株の中には株主への優待制度があり、商品券や食品など送られてくるものもありますので、調べてみてはいかがでしょうか。
最後に、「共済預金」ですが、各都道府県の市町村組合などが行っている預金であり、唯一会社員と異なる公務員だけの特権のようなものかもしれません。簡単に説明すると高配当の預金であり、通常の市中銀行の預金利息が0.001%程度(100万円を一年間預けて10円)に対して、共済預金の利息は1%~2%(市町村等によって異なります)となっており大きく違いがあることがわかります。元本保証ではないものの、共済組合が破綻することはほぼ考えられないため、安心して取り組めると思います。株式投資と比較しても限りなく低リスクで資産運用ができるため、定期預金のつもりではじめてみてはどうでしょうか。
・公務員の資産運用での注意点
では、公務員ならではの会社員と異なる点をいくつかまとめてみました。
- 副業の禁止
- 不動産投資(条件付)
ご存じの方も多いと思いますが、公務員は法律で副業が禁止されています。最近副業で知られている「せどり」や「ウェブデザイン」、「プログラミング」、「ハンドメイドアクセサリ」などは業としてみなされ「事業所得」に該当します。ですので、基本的には公務員はこのような副業ができません。
ただし、年間収入が20万円以下であれば「雑所得」とみなされ、確定申告もありません。また、家族の手伝いとして関わることは認められていますので、限度や方法を遵守すれば範囲内では可能かもしれません。
つぎに不動産投資については「自営」にあたり、こちらも同様に禁止されていそうですが、以下の条件であれば公務員でも運用することが可能です。
①独立家屋の賃貸については、独立家屋の数が5棟未満
②独立家屋以外の建物の賃貸については、10室未満
③賃貸料収入が年額500万円未満
ただし、不動産投資は完全な不労所得というわけではありませんので、本業に支障をきたさないことが大前提であることは忘れないようにしましょう。
・まとめ
いかがだったでしょうか。公務員って安定的な給与所得があり、やってみたいと思われた方もいらっしゃったかもしれませんし、副業などそれ以上に収入を見込みたかった人にとっては制限があることがわかってもらえたと思います。既に公務員の方は収入の安定性を優位と考え、株式を中心とした投資方法がおすすめになるのではないでしょうか。わたしもこれまで以上に株式投資への理解を深め、有益な情報を提供したいと思いますので、一緒にチャレンジしていきましょう^^
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次回も気が向くままに!
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